美江寺歯科医院
〒 501-0312
岐阜県瑞穂市美江寺 498-3
午前 |
9:00 |
〜 11:30 |
午後 |
14:30 |
〜 18:00 |
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医療先進国と言えばまず第1にアメリカを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、歯科医療においては最も進んだ国の一つにスウェーデンがあげられます。
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皆さんご存知のインプラントもスウェーデン王国イェテボリ大学のブローネンマルク教授によって開発されたものです。
歯周組織の再生治療に用いられるGTRメンブレン(膜)やエムドゲインジェルはどちらもスウェーデンで開発されました。
また最先端の医療技術だけでなく予防に用いられるサリバテストの開発、虫歯のリスク評価やメインテナンスの確立など、歯科にとって最も基本的な歯を残すという研究も盛んです。
その成果が実り、現在では、予防や歯周初期治療、メインテナンスといった基本を大切にし、国民に多くの健康な歯を残すことに成功しています。
当院では、イェテボリ大学の2年間のポストグラジュエイトコースを受講し、基礎から臨床までの全教授たちの大学院の講義と、長期留学しスウェーデンの専門医の資格とられた先生方からの臨床の知識と技術をもとにスウェーデン式歯周治療を実践しています。 |
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1.初診
主訴をお聞きしたのち、歯周病治療についてお話させていただきます。 |
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患者さんがご希望される場合は主訴プラス歯周病治療の治療計画を立てるための資料採得をしていきます。
・デンタル]線写真 (口腔内全体約14枚)
・口腔内写真
・歯周組織基本検査
・口腔内清掃 etc
2.歯周組織検査
歯周病もほかの病気と同様、詳しい検査などで情報を集め、その情報に基づいて治療の計画が立てられます。
集められた資料は、歯科医師・歯科衛生士が治療のために集めたというわけではなく、患者さんにご自身がご自身の口腔内について詳しくなっていただくために、検査の意味・検査値の読み方なども詳しくご説明していきます。
これは、歯周病治療の大事な一歩だと私たちは考えています。
・歯周組織精密検査
・・・ 歯周ポケットの深さ/口の中に残っているプラーク=細菌量を調べる
・問診
・・・ 近年、歯周病と生活習慣病の関連性については一般的に
知られるようになって来ました。
全身的な病気や生活習慣を知ることによって、
隠れていた原因や危険因子を見つけることが出来ます。
3.診断・治療計画
検査結果から、なぜこのような状態になった診断を歯科医師が行い、これからどのように治療を行って行くかの計画を立てます。
モチベーションという担当歯科衛生士からの説明の時間を約1時間作り、患者さんの理解と同意(インフォームドコンセント)を得てから治療に入っていきます。
4.歯周基本治療
歯周病治療に理解と同意が得られたら、歯周基本治療に入ります。
・歯磨き指導
・・・ 歯周病治療の一番のポイントです。
歯ぐきから上に出ている歯は、
患者さんに責任持って磨いていただくようにしています。
・歯肉縁下ポケット内の清掃
・・・ 歯みがきが上手になりましたら、歯茎から下の部分の清掃の
担当である歯科衛生士の出番となります。
ハンドスケーラーや超音波スケーラーといった器具を使い
歯周ポケット内のプラーク・歯石など歯周病の原因となっているものを
取り除きます。
5.歯周組織検査 (再評価)
歯周基本治療か終わりましたら、再評価という歯周組検査を行います。
中程度から重度に歯周病が進んで治療を始められた患者さんの場合、一度の歯肉縁下の清掃では治りきらない所があることがあります。再度、診査診断を行い状況によっては、歯周外科という手術をしないと直すことが出来ないと判断されることもあります。
この再評価の後には必ず説明のお時間を作り、患者さんの理解と同意の基に次の治療に進んでいきます。
6.治療計画の修正
再評価の後の診査診断によっては、歯周基本治療の前に説明した治療の流れが変わる場合があります。
これは、歯周基本治療によって想像以上に口腔内が変化した場合、新たな治療方針が出てくることもあります。
再度検討し、修正することで一生使っていけるお口の中を作るべく、患者さんに提案し意見交換を行います。
こちら側が提案した方針すべてを行うわけではなく、患者さんとの話し合いによって患者さんが満足する口腔機能回復治療を選んでいただきます。
7.口腔機能回復治療
治療計画によって決定した口腔機能回復治療を行います。
口腔機能回復治療とは、咬合咀嚼、審美、発音機能などの回復を行うものです。
主な治療内容は修復・補綴治療(クラウン・ブリッジ・義歯・インプラント)です。
補綴物の形態はとても重要で、プラークが蓄積しづらい構造に製作します。
また、患者さんのご希望によって歯列矯正治療も行うこともあります。
8.歯周組織検査 (再々評価)
口腔機能回復治療が終了しましたら、メインテナンス(サポーティブペリオデンタルセラピー)に入るための検査を行います。
9.メインテナンス (サポーティブペリオドンタルセラピー)
回復した健康状態を長期に渡って維持するために行います。 |
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内容は、担当歯科衛生士による歯周組織検査、ホームケアの確認、プロフェッショナルケアになります。 |
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